『ゼルダの伝説 神々のトライフォース2』ぷちレビュー
2014.01.31 Friday
「ゼルダの伝説」と言えばご存知の通り、マリオ・ポケモンに並ぶ任天堂三神のうち一柱。
アクションRPGとしても実に息の長〜いシリーズで多くのタイトルが出ていますが、その中でも特に評価の高いのがスーパーファミコンで91年に発売された「ゼルダの伝説 神々のトライフォース」であります。
それから20数年を経て、シリーズ初のナンバリングタイトルが発売されました。
いやがおうにも期待値ボルテージはテンションMAXとなりますが、それに華麗に見事に応えてくれるのが任天堂が任天堂であるゆえん。
今回もまた実に素晴らしいゲームでありました。
世界観は前作「神トラ」を継承した内容らしいのですが、言うまでもなく未プレイでもOK。っていうか、昔過ぎて覚えていませんってばw
ゲームシステムはオーソドックスな2Dアクションながらも高さの概念が有ります。
そこに加わるのが新システムの「壁画」。壁にべたりと貼り付いて「絵」となることで足場のないエリアを進むことが出来るようになるのです。
いとも容易く二次元世界へ行ってしまうリンクさんに羨望と嫉妬の念を抱いた紳士淑女も多いことでしょう。
壁画時のポイントは横移動しか出来ないことなので、目的地点への縦軸位置探しが攻略要点となります。
つまり自らを2D化することが3Dマップをより際立たせられるのだというこのアイデアに感服!
普段はOFFにしている立体視表示もONにするとなお良し!
やはりゲームというのは見た目ではなくアイデアとシステム構築なのだと改めて痛感させられます。
流石は任天堂はんやでぇ…。
京の老舗の名人芸、今回も見してもらいましたわ。
もう1つ新しいシステムでアイテムレンタルがあります。
爆弾やブーメランなどのアイテムを入手することで行けなかったエリアに進めるようになる、というのは今までのお約束の展開でしたが今回はレンタルで序盤から殆どのアイテムが使えます。
これにより攻略順序がプレーヤー次第となるのは目新しいところですね。
非常〜によく出来たゲームですが、それだけにプレイ時間が20時間弱程度と短めなのがまことに残念!
ラスボスも「こいつが最後じゃなく、まだ真の敵が出てくるんだろ?」と思ってたらそのまま終わっちゃってガッカリでした。おまけに弱いので物足りなさが尚更つのります。
もっとこのハイラルの世界を冒険していたかったですよぉ。
私は「ゼルダ」の良い所は発見や気づきポイントがたくさん散りばめられていて、それを解き明かしていく喜びが豊富に用意されているところだと考えています。
少し前に流行った「アハ体験」って奴ですね。
「神トラ2」は今回も実にたくさんの喜びを味あわせてくれました。これって脳科学的にも良いってことなんでしょうねw
ちょっと今は任天堂に元気がない状況ではありますが、この「神トラ2」のような素晴らしいタイトルを出していてくれている以上、世界中のニンテンドーファンは決して見捨てはしないことでしょう!
- 和ゲー レビュー
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お疲れさまでしたー( ´ ▽ ` )ノ ホントさすがに任天堂仕事ですよねー。感服する点が多い!だから私は任天堂が大好きなのですー。
ここ近年のゼルダも面白いので(特にスカイウォードソード)ぜひやってみてくだしゃあ!